こんにちは。ゆびちゃ♪です。
前回の記事から実に約1年が経とうとしています。しかも中編で終わってるし
完全にフェードアウトしていた個人ブログですが、今回久々に書こうと思い立ちました。というのも、数日前にこんなツイートをしました。
18の譜面解説や運指紹介の記事、需要あると思いますか
— ゆびちゃ♪ (@yubicyagames) 2023年3月31日
票数は20票と少なめですが、ほとんどの人が需要ありと考えてくれているようなので、18の譜面解説や運指紹介の記事を細々と書いていければなぁと思っています。
まあ自己満なところがほとんどですが、誰か1人でもこの記事を役立ててもらえれば幸いです。
さて、記念すべき(?)初回で解説するのは、
Turn the story[MXM]
ボルテ5で登場した、technoplanet氏作曲の神曲です。ちなみになぜタイトルのNoが230かというと、僕の18P230曲目だからです。(このシリーズのNoは僕の18P何曲目かに合わせるつもりです)(2023/2/10追記)今更ですが普通にシリーズの通し番号にしました
スコア難易度、P難易度ともにかなり高いこの曲を解説するのはなかなか骨が折れますが、フォロワーさんにリクエストいただいたので頑張って書いていこうと思います。
それではやっていきましょう。
全体像
全体像としては、非常に忙しい鍵盤が休みなく降ってくる印象があります。つまみ単体で難所となるような場所はないですね。同じ18に同氏作曲のRedshift[MXM]がありますが、それと似たような傾向だと思います。
また、随所にソフランがあるのも特徴的ですね。1度だけ速度変化するタイプと徐々に減速するタイプの両方を含んでおり、特に後者はスコア狙い、P狙いともにやっかいな場所です。
個人的に難所だと思う場所に1~4の番号を振っています。これらを中心に、前半と後半に分けて譜面を見ていきましょう。
前半
1~26小節(開幕)
開幕から16分を主体とした忙しい鍵盤が降ってきます。鍵盤地力の高い方なら特に意識せず光らせられると思いますが、所々危ない配置があるので随時運指を組みながら突破します。
・7小節目の縦連
(追記)フォロワーの方はここに癖がついたのでこう取ったそうです
未Pで申し訳ないんですが、僕みたいにのこった(タタッタのリズム)が苦手な人は最初の縦連呪われるのでRを1つ増やすというワザップがあることを紹介しておきます pic.twitter.com/dfjS539rXG
— 🎹ZEKKI🎮 (@otoge_de_zekki) 2023年4月3日
・9小節目の配置
僕はこの運指のことを勝手に「2-2運指」と呼んでいます。これと似た配置があと2回出てきます。他の曲でもちょくちょく出る配置なので、分業で押せない人は覚えておいて損はないと思います。
難所その1 リズム難の縦連
1つ目の難所です。縦連+リズム難という組み合わせ、凶悪ですね。
これに関してはとあるランカーの方*1がとても分かりやすい解説をしてくださっていたので、そちらを引用させていただきます。
【一口ボルテ講座】
— Chihilo (@Chihilo_fi) 2023年4月2日
Turn the story(MXM)の縦連について、オススメの認識方法
・4分2回+5連符+16分縦連4回
最初の4分を右手で2連すると上記のリズム通りに着地まで左右交互で取れます。右の数字は区切り毎の縦連の個数、左はリズムです。
慣れると結構安定するのでオススメです! pic.twitter.com/KmpchtSSda
僕もたしかほとんど同じ意識で取っていたと思います。難しい箇所ではありますが、一度慣れてしまえば安定して通せる箇所なので、PUCを狙う方はPフリーで練習するのもアリだと思います!
27~42小節
開幕とは異なり、16分主体の鍵盤というよりはロング絡みで少しテクニカルな鍵盤が多いですね。癖がつかなければなんということはないのですが、僕はP狙い中にロングに癖がついたので、その時の意識を伝えておくと、
「ロングの最後の形を強く意識する」
ということです。どういうことかというと、例えば29小節目ならBCLR、42小節目ならBCRという風に、チップが降ってくる直前のロングの形を意識することで、「間違えて指を離してしまった」、逆に「ロングが無いのに押しっぱなしにしてしまった」というようなことを無くそうということです。もっと複雑な配置だとこれだけじゃ通用しないんですが
あとは時々覚え要素があるのでそこは頑張って覚えましょう。(32,37,38小節など)
難所その2 鍵盤地帯(43~54小節)
難所とは言いましたが、所詮は鍵盤なので落ち着いて捌ければ他の難所ほどの難しさはないと思います。
ここで意識するポイントは、
- 取りにくい箇所は運指を組む
- 着地が片手で取れる場所は片手で取ると安定する
- 16分と12分の違いに注意する
の3つでしょうか。後述する難所4とは違いソフランはないので、一定のリズムをキープすることを心掛けながら落ち着いて押しましょう。
ここを抜けたら、低速のつまみ地帯でしっかり息を整えて後半に臨みましょう。
後半
難所その3 低速抜け
個人的にここが一番呪われました。何回やってもニアが出る出る。
ここで意識すべきポイントは3つ。
特にBPMが220→240になっていることは要注意です。(僕はそれもあり低速抜けで少しだけハイスピを下げていました)なので、前半よりも速めに押す意識をする必要があります。その上で、リズムが12分であることを意識し、最初の一打を完璧に合わせるつもりで押し始めます。最初の一打さえ合えばあとはリズムに乗って落ち着いて押しましょう。
60~83小節
難所指定していないとはいえ、BPM240で押すにはなかなかに難しい配置が連続します。ここも開幕同様運指を組めるところは組みながら突破しましょう。また、先ほど述べたように低速抜けでギアチェンしておくことで、この辺りの配置が見切りやすくなります。
・70小節目
9小節目で出てきた「2-2運指」が使えます。また、直前のBCロングを右手で押しておくと鍵盤の入りが押しやすくなると思います。
・75小節目
12分の速い縦連ですが、光るFX*2なので不安な人は早入りして確実に取りに行きましょう。
難所その4 減速しながらの鍵盤
最後の難所です。終盤にこれ持ってくるのえげつない。
見た目はえげつない(というか実際にえげつない)のですが、注目してほしいのは
「BPMは1ずつ下がっていっている」
ということです。最終的には240→220まで下がっているので無視できない落差なのですが、その変化は緩やか(?)なものです。なので、一気に鍵盤のスピードを遅くすると遅ニアが出やすくなります。
僕が考える対処法は2つあります。
①目押しに頼って緩やかにスピードを下げていく
②87小節目で区切り、そこですこし大げさにスピードを下げる
できることならより正確に押せる①の方が好ましいのですが、それがどうしてもできないという方は②の意識を試してみてください。BPMの変化が10ぐらいならある程度無視できる範囲ではないでしょうか。保証はできませんが
ラスト
最後の難所を抜けたら、あとは曲の余韻に浸りながらプレーを終えましょう。
......P狙いの人は余韻に浸らないでくださいね!!!微ズレ配置は丁寧に!!!最後の鍵盤も気を抜かず!!!!!
まとめ
というわけで、以上Turn the story[MXM]の解説記事でした。
こういった解説記事は初めての試みだったので拙い部分が多いと思いますが、この記事を役立ててくれる人が1人でもいればとても嬉しいです。
また、一応シリーズものなので他の譜面も順次書いていこうと思います。僕がPUCしている曲限定にはなると思いますが、リクエストなどあればTwitterもしくは記事のコメント欄にぜひお願いします!!
ではでは。